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アミーゴ!友達になろうよ。


仔犬だろうとオトナ犬だろうと、新しいオーナーさん宅に来てしばらくは

「この人はどんな人なんだろう?」「安心していいのかな?」って

必ず様子を見ています。だから、優しく「見守って」あげて下さい。

買ってきたから、我が家の犬。なんて、犬にはわかりません。


私はお嫁に行った即日に「もう我が家の人間なんだから」と

その家風のアレコレを言い渡され、今までを忘れろと言われ、

好意だったのでしょうが当たり前のように無遠慮に扱われ、

オマケに良くわからないその地方の方言で・・・拒食症になりました。


逆に、ポルトガル語圏であるブラジルの友人宅に伺った時には

言葉が通じない・宗教や習慣が違う事を意識したご家族の思いやりに

とても安心して楽しく過ごす事が出来た思い出があります。

身振り手振りと微笑みで、また逢いたいと思う友人もできました。

次に行ったスペイン語圏の国・メキシコでも同じでした。


日本人が犬を飼うのがヘタなのは、このあたりにもあるのかも。

犬との暮らしは、異文化交流です。だからこそステキなんです。

一番初めに教える事はただ一つ、「アミーゴ!(友達)だよ。」ってこと。

危害を加えないよ。「君」を知りたいよ。そんな気持ちで接してね。

「アルプスの少女ハイジ」で言えば、ペーターやクララです。

幼い子犬なら、私があなたの全てを受け入れるママよ。安心してね。

「アルプスの少女ハイジ」で言えば、おじいさんとセバスチャン。

姑や小姑や教育ママゴンじゃ、犬だってストレスですよねー。

ロッテンマイヤーさんしかいなかったら、ハイジはどうなってたかな?


そのためには、まず「受け入れて」あげて下さい。彼(彼女)の「今」を。

そしてカラダを使って、兄弟犬や親犬のように一緒に遊んで下さい。

縫ぐるみに「子守」をさせたり、ボールを「追わせ」たりしないで!

動かない縫ぐるみと遊んで勝ち続ける事は、犬同士で遊べないとか

向ってくるものを恐がって威嚇するとか、執着の元になります。


インディは目の付いた縫ぐるみを破壊するクセがありました。

こてつが長い間抱いて寝ていたピカチュウをばらばらにしたのです。

こてつのトイレ中の、ちょっと目を離した隙の事件でした。

未だにこてつは残ったクマさんから離れる時は私に持ってきます。

犬とジャレ遊びはまだダメなインディですが、ご挨拶ができるようになって

縫ぐるみ虐待はもう止めたんだけど、こてつは心配なんですね。


「ボール」を追いかけて狩らせる行為は、渡す楽しみをしっかり教えて

それを目的にしてからではないと・・・返さなくなります。(笑)

追いかけたいからもって来る。投げてくれとせがまれて投げる。

そんな形になっていませんか?バッティングマシン代わりしてません?

残念ながら咥えているものを渡したい気持ちとは、大きく違うんですよ。

犬が喜んでいるし、運動になるからそれでもいい・・・と思っていると!

やはり執着の悪い形になりがちですし、猫や自転車追いなどに進化して

問題行動のきっかけにも繋がるようです。(やはり人間の手抜きが原因)


犬が動きに注意しなければならない「大好きな飼い主様」をちゃんと常に

意識して目で追うようにするには、何かに子守をさせないことに尽きます。

楽しい事、うれしい事、美味しい事のすべては「飼い主様からやってくる」

そう思ってくれると、不安や恐怖を感じた時に頼ってくれるようになります。


犬に縫ぐるみを与えて好きにジャレ付かせて子守をさせることは、

人間の子供をTVやゲームが子守するのと同じ親の手抜き。

一緒に笑って声をかけて遊ばないと、コミュニケーション能力が育たない。

ボール遊びも犬の気持ち次第で、問題行動のきっかけになるかも。

この二つを頭の隅に置いて、さぁ!あなたから遊びに誘って下さい。

そして、相手をしてあげられない時はハウスで休ませてあげて下さいね。


しっかり遊んで、しっかり安心できる場所で眠れば、お腹が減ります。

私は初めのご飯は手から食べさせたり、器を持ったまま食べさせたりします。

空腹は最高のご馳走。安心は最高の消化酵素です。

好き嫌いなく与えられたものを平らげるように・・・はこの時からはじまります。

私は、喰う・寝る・遊ぶの質の高さが長生きの一番の秘訣だと思っています。